山中教授のマニフェスト(OELキャンペーン 603)

2014・12・15(月) 12月14日

赤穂義士四十七士が江戸本所松坂町の吉良上野介の邸に討ち入って、見事主君の仇を討ったのが元禄15年12月14日のことである。義士の物語はいろいろ人の心をとらえて、歌舞伎狂言の十八番である。劇場が不入りの時は「忠臣蔵」を上演すると客足が戻り、目出度し目出度しとなる。

ところがこの12月14日、第47回衆議院選挙の投票日、関西は晴天に恵まれ芝居の人気にあやかりたい所だが、関心は今一つ。選挙の目的がどうもよく分からない。投票の不入りが懸念されている。

成長重視のアベノミクスを主張する自公両党が依然として324議席の公示前勢力を維持出来るのか、それとも野党が勢力を回復出来るのかが争われている。どうも世間のみる所、野党は不意をつかれ十二分な選挙体制が整わぬうちに投票日を迎えたようである。

一票一票の意志が当選者に伝わり、政治と一般市民との絆が生まれる日はあるのかと、思わず一票の軽さに気が滅入る投票日である。

たしかに時代は変わりつつある。年配者の画くイメージと若者のそれとは大きく乖離している。高校生の孫娘に赤穂義士の話をしたら「それなんのこと」と質問される状況である。いや全く戦後の歴史教育は無に等しい。今後の日本国の前途が心配される。

選挙の結果は「年の瀬や 水の流れと人の身は あした待たるる その宝船」といけばいいのだが。

ところで12月14日は筆者の誕生日である。

お便りはcampaign@optolab.co.jpまでお願いします。

山中 千代衛