山中教授のマニフェスト(OELキャンペーン 627)

2015・6・15(月)三冊の本

先般来「光と蔭のあや」をレーザー総研から出版し、知友の方々にお送りした。OELキャンペーンが主体になっていて日頃感じたことを手前勝手に書き述べただけである。

その中で「山中教授の思い出の記」は21回続いている。これは筆者の人生の一端を書き記した自分史である。この辺が年輩の皆様に受けたのかもしれない。戦前、戦中、戦後の人達の生活の変わりようがパノラマのように浮かんでくる。若い人達にはもう一つピンとこないことばかりである。

ところでこの本をお読み頂いた医学界の泰斗渥美和彦大先生からお手紙と先生の最近の書「医者の世話にならない生き方」を頂戴した。最近の医学はどんどん進歩し、体の器官毎に対処する医術が形成され、体全体の不具合とかストレスを解消する手法がなおざりにされているというお話である。

お手紙では山中はレーザーの先駆者と思っていたが、科学の先駆者だと発見したとお褒めの言葉も頂戴した。恐縮の至りである。表紙に出ている立派な髭のお顔は昔とちっとも変わらない。

さてもう一冊は名大プラズマ研の教授だった佐藤照幸さんの著書の復刻「遠い記憶をたどって」サハリンとイーハトーヴで育った少年─が送られてきた。2001年5月15日発行の本で、佐藤照幸さんは4年前77歳で亡くなった。

友人たちがこの本を回覧し、あの真面目で実直な生き方に感動し、改めて「佐藤照幸先生を偲ぶ会」を結成し、出版にこぎつけたのである。

太平洋戦争前後北海道、東北、樺太で成長された昔話はまことに微に入り細にわたって年輩者の興味をそそるものがある。

かつてプラズマ研時代親交を頂いた佐藤照幸さんを思い出し、その人柄につくづく感動しているところである。

偲ぶ会の代表はアダチ ケイゾーさんで、本は西村清彦さんから届けられた。
貴重な二冊である。

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山中 千代衛