山中教授のマニフェスト(OELキャンペーン 636)

2015・8・17(月)戦後70年の首相談話

かねてから戦後レジームの脱却を主張してきた安倍総理は閣議決定の上、首相談話を発表した。異例の3000字に及ぶ長文である。

100年前は西洋列強が世界を支配し植民地文化が蔓延していたが、わが国はかくてはならじと憲法を制定し、国勢を整えかろうじて独立を維持することが出来た。世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、一千万人の戦死者を出す悲惨な状況から民族自決の動きが広がり、人々は平和を願い国際連盟を創設し、新しい潮流が生まれた。

日本もこれに足並みを揃えたが、世界恐慌が発生し、欧米諸国が経済のブロック化をすすめ、日本経済は大きな打撃をうけた。これを力でもって解決しようとしたところ、満州事変、国際連盟脱退と突き進み進路を誤った。

戦後70年にあたり国内外の斃れたすべての人々の命の前に深く頭を垂れ痛惜の念をあらわすとしている。そして先の大戦における行いについて繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた歴代内閣の立場は今後も揺るぎないと言及している。

また戦後生まれの世代が八割を超え、私たちの子や孫としてその先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと時の流れにふれている。

わが国は積極的平和主義の旗を高くかかげ世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献すると結んでいる。

この談話は先の大戦の後70年に際し、新しい日本の出発を宣言したもので、それなりに評価に耐えるものと思われる。もうそろそろ新しい時代の息吹を展開する秋である。

まだ謝罪が不十分だとか永久に謝罪をつづけろという人達がいるのは世界の進歩と発展を画けない不幸な人々である。

戦争は講和条約をもって集結する。それ以上になお色々と愚痴をこぼすのは大人気無いと言わざるを得ないのである。中国、韓国を代弁する子供のような新聞があるのは困ったことだ。

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山中 千代衛