山中教授のマニフェスト(OELキャンペーン 673)

2016・5・2(月)日本人の将来感の欠如

今年は年初から国際的な不安定が続いている。

それにも増してもっと大きな問題がある。それは日本国の将来に対する優柔不断、いい加減な対応である。

日本人は殆んど多様性のない社会に安住している。まるで江戸幕府体制に戻ったようである。明治維新で国を開き、日清、日露の戦いに勝利を得た世界構想は、その後日米大戦に敗退し思考停止の状況にある。

安定な生活が送れればいいという考えの下、他人と異なることをしないでおこうという思想である。この思考停止とも言える知的決断を避ける文化を直さなければ、日本の将来はない。これはもう日本人の民族性と言えるのかもしれない。

党益、省益、会社益、地域益など自分の属する仲間益しか考えない。国全体、社会全体で何をすべきか思いを致さず近視眼的に既得権益を守ろうとする。

中国では習近平が国家百年の計を語っている。一方日本の政治家は誰一人として将来の日本のあり方を考えていない。

先の大戦のショックは余りにも大きい。米国の思いのままの状況が続いている。

大和魂は桜と共に散ってしまった。

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山中 千代衛